0歳児の息子をオステオパシーに連れて行ったお話です。
生まれて間もない赤ちゃんも、体の不調はあるそうです。お腹の中にいるとき、産道を通って出てくるときひっかかったり、ねじれたりして、バランスが崩れてしまうみたいです。
外国では、生まれて間もない赤ちゃんへ、オステオパシーの施術をするのは当たり前の国もあるんだそう。結論から言えば「もっと早くに連れて行かばよかった!」と思った次第です。
Contents
息子を見て、気になっていたところ
- 頭の前に部分に段差ができている
- 特定の方向にしか寝返りしない
- 下の歯が前にでる(しゃくれる)
- すぐのけぞる
こんなところです。
診察をしてわかったこと
生後9ヶ月を過ぎたくらいで、ようやく連れて行く事ができました。
海村先生に診察してもらった結果です。
- 頭蓋骨のゆがみ
- 首のゆがみ
- 右目の物を追うチカラが左より弱い
- 腹筋が弱い
- 左足の伸展が強い
- 右の股関節が脱臼気味
- 右の脛骨(けいこつ)の歪み
こんな感じでした。結構ある!
頭蓋骨のゆがみ
出産時に出てくるのがちょっと止まった事が原因のようです。
頭蓋骨はいくつかのパーツに分かれます。息子の場合は、おでこ部分の「前頭骨」が通常よりも下がっている状態でした。詳しくは省きますが、その影響もあって、ちょっとしゃくれることがあるそうです。
成長と共に、戻っていく場合もあるそうですが、頭蓋骨が柔らかい今のうちに治しておくと安心との事。
頭蓋骨のゆがみが一番時間がかかって、6回目で正常に戻りました。
首のゆがみ
こちらも出産時が原因でした。
特定方向への寝返りも、こちらが原因だったようです。
これは初回の治療で改善したのだけど、向き癖を治さないと、また歪む可能性あり。
癖が抜けなくて、数回目で改善されました。
右の股関節が脱臼気味
ウチの爺さんが引っ張ったのが原因です。。。
初回の治療で治りました。赤ちゃんの手足をひっぱってはいけません!(あたりまえ)
右目の物を追うチカラが左より弱い
様子を見ます。
腹筋が弱い、左足の伸展が強い
腹筋が弱いことで何が心配か?
ハイハイしないで立つかもしれなく、転びやすくなるらしい。遊びの中で腹筋をつけるようにした方が良いとの事。
のけぞるのも、腹筋が弱く、背筋が強いことで起こっておりました。
右の脛骨にゆがみ
原因は、お腹のなかにいる時にどこかにひっかかっていたのかも?
初回の治療で治りました。ちなみに脛骨はスネですね。
治療をする上で大変だったこと!
何が大変だったかって言うと「施術をするまでの準備」でした。
オステオパシー施術をされる時に、ビリビリしたり、一時的に苦しくなったりすることがあります。大人であれば、我慢はできるけど、赤ちゃんはそうも行きません。不快な状態になれば、泣くし、動くし、暴れます笑
動くと治療が進まないのです。。。
頭蓋骨を治すには、頭を直接触りたいけれど、起きていると嫌がって触らせてくれない。。。
治療が進まない。。。
ただ、「寝た状態」であれば、泣いたり動いたりする可能性が低いので、治療できると思います。との事でした。
今後は、施術の前の寝かしつけが必要になりました。
しかし、息子はとにかく昼間「寝ない子」だったので、夫婦で「やべえ」と思った次第です笑
これが大変だった!
最初の数回は、寝てくれる事を祈りつつ。。。寝ない。
そして、家で試行錯誤の練習を経て、「完全に真っ暗にして、抱っこ紐なら寝る」事がわかったのです。
それからは、医院には早めに行って、トイレや個室で寝かしつけをし、ある程度眠りが深くなったところで施術をする。
寝てるとは言え、施術中の波(体験しないとわからない)があって、起きないか毎回ヒヤヒヤしっぱなしでした。
それでも、思ったより早く良くなったので、がんばったと思います笑
赤ちゃんのオステオパシーを経験して
いろいろ大変でしたが、まとめると
- とりあえずできるだけ早く連れてって診てもらう
- 月齢が低いとよく眠るので、施術が楽だし、寝かしつけも楽だ
この2点でしょうかね。
赤ちゃんの場合は、オステオパシー:海村さんへ相談してください。