朝起きるとアゴが疲れて、口内が痛くなっていることが多々あります。
寝ている時、自分はどうしているかわかりませんが、口内が痛いと言うことは「歯ぎしり」や「食いしばり」をしているのだと思われます。
ここ数ヶ月は痛みの発生する頻度も高くて、なんとかしければ!と思い、歯医者でマウスピースを作ることにしました。
予約の際に「マウスピースは作っているか?」を確認して、「作っている」との事なので、診察してもらうことにしました。お世話になったのは、親知らずを3本抜いてもらった事もある、信頼できる「関井歯科」です。
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診察内容と制作費用
診察してもらった結果、「歯がすり減ったりしている部分が見られるので、おそらく歯ぎしりをしているでしょう」との事。マウスピース作成をお願いしました。
マウスピース自体の料金は約5000円です。市販のお湯で整形するようなマウスピースもありますが、サクッと歯医者で作った方が良いと思います。
マウスピースを作るにあたって、歯型を取る時に虫歯があると、型がズレる原因にもなるそうなので、虫歯があれば先に治療します。治療が終わったら、上の歯型を取って終了です。
制作には1週間程度かかるとの事でした。
マウスピース完成した
半透明なプラスチックのようなマウスピースができあがっておりました。歯型を取ったとはいっても、調整が必要なので、削ってつけてを何度か繰り返します。調整している間に、先生が歯ぎしりやマウスピースの効果について色々と話してくれました。
マウスピースをつける目的は「歯や歯茎を守ること」です。寝ている時の食いしばりや噛み込みは相当チカラが強く、ジワジワと歯を痛めます。歯に強いチカラが加わると、歯のエナメル質が破壊されたり、最悪の場合、歯が割れてしまうそう。(エナメル質の高度はダイヤの10に次ぐ9で、硬いものほど衝撃に弱く、割れやすい)
エナメル質が破壊されると知覚過敏の原因にもなるそうで、マウスピースで知覚過敏が改善した人もいるんだとか。とは言え、マウスピースはあくまで歯ぎしりや食いしばりによる噛み込みを軽減するものです。つけたからって治るもんではないって事です。
しっかりとフィッティング出来たら、その場で装着の練習をして終わりました。保管用の専用ケースももらえます。
日々の生活で使用上の注意
食事中はつけられません。
くらいです。基本的に寝ている時につけますが、口のなかに異物をいれて寝ることになるので、人によって最初は眠れない方もいるとか。でもそのうち慣れるので問題ないと思いますが、過去に1人だけどうしてもつけて寝るのが無理だった人がいるとか。。。
ちなみに寝ている時以外にもつけててOK。自分的には仕事中に気がつくと食いしばっているときがあるので、つけてても良さそう。
手入れ方法は、基本的に水洗いでOKです。臭いが気になる場合は、入れ歯用の洗浄液につけておけば良いのだとか。
2ヶ月ほど経過したけどどうなのか?
初日から問題なく寝ることができました。起きた時の「アゴが疲れた」「歯が痛い」って事もなくなりました。起きてから疲れてないって良いことだ。
が、数日経過してマウスピースを外したあと、噛み合わせに違和感がありました。しばらくはそのままで居たのですが、痛む歯があったのでマウスピースも持って診察に行きました。
診察の結果、ちょっと噛み合わせが悪くなったところがあったので、削ってもらいマウスピースの調整もしてもらいました。マウスピースを見た先生が教えれくれたんですが、マウスピースが白く削れるのは「短時間で強い歯ぎしり」、光沢が出ている場合は「長い時間弱く歯ぎしり」をしているのがわかるって事でした。ちなみに前者でした。
マウスピースは歯よりも柔らかい素材なので、歯が削れるくらいならマウスピースが削れた方が全然よいです。割れたり、削れたりしてもあるていどの事なら修理もできるみたいなので安心です。
マウスピースをつけてしばらく過ごした事で、噛み合わせに変化が起きた様子。作ってしばらくしたら一度、噛み合わせを見てもらったり、再調整をしてもらいに行くと良いと思います。
作るか迷っている人へ
費用も歯のことを考えれば全然安上がりだと思うので、迷っている人は早く作ったほうがいいですよ。もっと早く作っとけばよかった!!ってすごく思ったので。
先生も就寝時はマウスピースをつけないと不安で寝れないそうですよ。作ったのは2ヶ月くらい前の事なので、今はこの気持がよくわかる。。。