Video iPod(5.5世代)の記録媒体をHDDからmicroSDに変更しました。前回は安価で大容量にする&リフレッシュすることを目的にHDDを30GBから120GBへ変更しました。あれから約10ヶ月経過しましたが、使っていて気になった事がいくつか出てきました。
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HDDを換装したその後
使って半年ぐらい経過した頃から時々音飛びするようになり、最近では頻繁に起きるようになってきました。どうも不良セクタが原因らしいです。そして、容量アップをした事で沢山の曲を入れられるようになりましたが、弊害としてやっぱり読み込みが遅くなりました。HDDだしね。。。iPod本体は車に積みっぱなしの通勤程度でしか使っていませんでした。利用頻度はあまり高くなかったですが、HDDなのでそろそろ寿命なのでしょうか。元から入っている30GBのHDDは購入から調子悪くなった事なかったんですけどね!30GBも120GBもTOSHIBA製でした。
CFアダプタを使ってmicroSDへ換装する
HDDを使わないとなるとSSDかCFカードになりますが、CFカードはmircoSDの同じ容量と比べると倍くらい高いです。価格も抑えたかったので今回はmicroSDにする事に。128GBにしようと思いましたが、64GBに比べて3倍くらいの価格なのでちょっと今は無理そう。64GBあれば主に普段から聴く以上の音源は入れることが出来るので良しとします。
microSDを使うにはCFアダプタが必要です。CFカード自体にはiPodとの相性もあるらしく、それも考慮して直接CFにしなかったってのもあります。動作保証はもちろんありませんが、ダメだったと見かけることがなかったCFアダプタにしました。
CFアダプタまたはCFカードを使うにはiPodの接続形式であるZIFに変換する必要があります。購入したCFアダプタのCFカードTypeIに対応している変換アダプタにしました。ちなみにSDカードはmicroSDより安価ですが、薄いTypeⅠのアダプタが無いようです。
ちなみにmicroSD自体には特に相性とかは無さそうです。家にある適当なmicroSDを挿して試してみましたが、問題なく使うことが出来ました。microSDの読み込み速度ですが、iPod程度であれば速いものは必要ない気がします。速いのはやっぱり高いし。予算的に可能であれば多いほうがいいですけどね。何度もやるのは手間です。
換装してみる
パーツは増えましたが特に難しい作業はありません。ひとつ注意するとすれば、CFアダプタにmicroSDを入れる時に強く押し込まない事!試しにいれたmicroSDを深く刺しすぎて取り出せなくなる所でした。ピンセットでなんとか取り出すことが出来ましたが注意してください!
ちなみに、80GBモデルは、30GBモデルとは違ってケースの厚みが違うので、そこも注意が必要かも。
ZIFケーブルと接続する場合にはCFアダプタが内側にきます。iPod自体のZIFケーブルが短く少々刺しにくいかもしれません。HDDみたくZIF変換アダプタに厚みがないので、両サイドの固定するゴムパーツを忘れずに入れると安定します。
バッテリーケーブルも接続ができたら、蓋を完全に締める前にPCへ接続してください。驚くほどあっさりとiTunesで「iPod」と認識してくれました。HDDの時はやや苦戦したのですが、あっさりと。あとは指示に従って復元するだけ。HDD換装の時には「Sad iPod」と表示が何度か出てしまい、なかなか認識されなかったのですが、このCFアダプタを使った方法であれば相性は良さそうです。ダメな時は何度か抜き差ししてみるとよいと思います。
※分解や改造するとAppleのサポートは受けられなくなりますので自己責任で!元よりもう5.5世代である「video iPod」はサポート対象外ですけど笑
HDDに比べてどうか
使用中に多少気になっていた、HDD特有のシーク音が無くなりました。本体の重さも半分くらいになった気がします。すごい軽い!読み込みや使っている時のもたつきも減ったように思います。音も特に変わったようには感じられません。きっとバッテリーも持ちも良くなるでしょうね。替えて良かったです。あまりもう使っている人は少ないかもしれませんが、おすすめできる方法です。
取り出したZIFのHDDは、捨てるのももったいなかったので、別途購入したUSBタイプのケースで外付けHDDとして使っています(ものすごく時々だけど)