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BESV JF1で通勤が劇的にラクに!2021年買ってよかったNo.1

投稿日:2021/07/13 更新日:

2021年7月に通勤用の電動アシスト付き自転車(e-bikeとも言う)として、クロスバイクの「BESV(ベスビー)JAPAN JF1」を購入。雪が積もる2021年12月頃まで、平日はほぼ毎日乗っていました。

電動アシスト付きがこんなに快適だったとは思ってもいなかった!漕ぎ出し&発進時のスムーズ感、坂道のツラさがほとんどありません。今までに経験した事がない感覚の乗り心地です。

ここ数年で「買ってよかったモノNo1」になりました。車体サイズはM、カラーはGross Blueを購入しました。サイズ的にはちょうど良いと思います。参考までに、自分は身長 175cm、体重73kg。

約半年間でたくさん走ってみたレビューを書きたいと思います。今後、購入される方の参考になれば幸いです。

通勤で片道8kmを半年間乗った感想

通勤距離は、片道約8kmです。

行きは前半が下り坂メインで、後半はほぼ平坦。30〜40分程度。アシストがあってもなくても所要時間はそれほど変わらなく、足の疲れはほとんど感じません。

問題なのは帰り。

帰りの前半は平坦で、後半はツラい坂が3箇所。今まではめちゃくちゃ頑張って漕いで35分。普通に漕いで50分。とにかく足は疲れるし、季節に関係なく汗だくになります。

アシストありだと、帰りにがんばらなくても行きと時間と疲れはほとんど変わりませんでした!坂道をスイスイ登れるとこんなに違うもんかと正直に驚きます。本当に買ってよかったです。

今まで、往復で約16kmを普通のクロスバイクで良くがんばっていたなと思います。とても通勤が快適になったので、もう普通の自転車に戻ることが出来ないでしょう。

電動アシスト自転車を選んだ理由

札幌在住ですが、引越し前は美園。元々は通勤途中にほとんど坂道はなく、なんの苦もありませんでした。しかし、引っ越してから難所の坂道が3つ増えてしまったのです。。。引越し先が福住の羊ケ丘展望台方面、職場がさっぽろ時計台の近くです。

個人的に難所の坂3箇所

  • 羊ケ丘通り豊平区役所からの坂
  • 羊ケ丘通りの西岡イオンの手前の坂
  • 福住中央通りから西岡方面への坂

引っ越してから2年と少し、行きは下り坂メインなので快適ですが、帰りの後半はほとんどが上り坂。季節関係なく汗だく。自転車に乗ること自体は好きだし、いい運動にはなるけれど、そろそろしんどくなってきた通勤でした。

GT Traffic
今まで乗っていたGT Traffic 3.0 2016モデル(泥除けとスタンドは後付け)

そこで「電動アシスト自転車を検討しよう」となったわけです。試乗・体感してみないとなんとも判断ができないので、お世話になっているサムズバイクさんで相談してみたら、MTBしかないもののBESVの試乗車「TRS1」と「TRS2」があるとの事。

さっそく行って、試乗したらもう衝撃的すぎて「コレしかない!」となった次第です笑

ちなみに、同じBESVの自転車でもシリーズでアシストのユニットが違います。MTBはシマノ製ユニットを搭載してるので、JF1やJR1とはちょっと具合が違うと思います。

BESV JF1は普通っぽいのがイイ

BESV JF1
購入したBESV JF1(泥除けとスタンドは純正オプション)

一般的な電動アシスト自転車のイメージは、ママチャリタイプかと思うんです。調べてみると、MTB・ロードバイク・クロスバイクと種類はあって、候補としては通勤用なのでクロスバイクで探しました。

最初の候補にしていたのは「SPECIALIZED(スペシャライズド)TURBO VADO SL」。パッと見は普通のクロスバイクでスタイリッシュな感じ。完成度も高く、価格も約40万と高い。サムズバイクさんに取り扱いはあるか確認すると「今後、取り扱いをしなくなるのでサポート出来ないかもしれない」との事だった。

そこで紹介されたのが、購入した「BESV JF1」だったのです。こちらもパッと見のデザインは普通のクロスバイク。どうせ乗るならカッコいい方がいいし、電動アシスト自転車ぽくないのがツボでした。

BESVにも色んな種類があって、どれもカッコいい。MTBの「TRS2 XC」と迷ったのですが、最終的には通勤用という事で、クロスバイクのJF1に決定したのでした。

普通の自転車比べて乗り心地はどう?

坂道を難なく登れることに感動し、とにかく乗っていて楽しい!です。BESV以外に乗ったことはないですが、機械化があれば乗ってみたい。きっとどの電動アシスト付き自転車も楽しいんだと思う。

それでは、スマートモードで乗った場合の感覚で書いていきます。

漕ぎ出しの違い

自転車はいつも比較的重いギアで乗っていて、漕ぎ出しは「重いな」という感じ。電動アシストが効くと踏み込んだ時に「スッ」と加速して、あっという間に時速20kmくらいまで出ます。

坂道での違い

今までは、ギアは比較的軽めにして、立ち漕ぎで何とか進む感じ。坂を登りきる頃には息も絶え絶え、気持ち的にも辛かったです。アシストがあると、普通に平坦を走っているのとなんら変わりなく、息も切れない。ちょっとがんばったら平坦と変わらないくらいの速度で走れます。

あまりにも勾配がきつくなると、アシストの効きが弱くなりサクサク進めませんでした。

平坦での違い

スピードに乗ってしまえばそんなに違いがわかりませんが、ブレーキで減速したり速度が落ちたタイミングでアシストが効いてくるので、すぐにトップスピードまで持っていける感じになります。アシストは時速24kmを超えると切れてしまうので、スピードを出すならそれなりに脚力は必要。

バッテリー切れの恐怖

バッテリーのメモリが1つになり、残り0.5までいくと強制的にエコモードになります。

実際に帰り道、坂の途中で強制エコモードに突入。エコモードになると坂道でもアシストはほとんど効かない状態なので、車体も重くて辛かったです。。。

アシスト無しだと普通の自転車より乗っていてツラい感じがあります。バッテリー切れには注意したいと思います。

乗っていて気になった所は2点

全体的にとても満足ではありますが、少し気になる事もありました。

バッテリーは取り外しが可能で、フレームに内蔵する仕様です。段差があったり、デコボコした道になると走行中に「カタカタ」と音がします。バッテリー収容部には少し遊びがあるようなので、隙間テープみたいなモノを貼って対応しました。

ゴムテープを内側に貼った

サムズバイクさんで事前にメーカーに問い合わせてくれていて、テープなどを貼って、ズレないように対応しても走行に問題はないとの事だったそうです。

この対策のおかげで、バッテリーエラーは起こっていません。

写真では車体にゴムを貼っていますが、バッテリーを抜いた状態だとすぐに剥がれてくるので、バッテリーに直接ゴムを貼るように変更しました。

バッテリーの持ち具合

約6ヶ月乗ってみて、正直なところ1回の充電で走れる航続距離が足りないです。バッテリーがもう少し長持ちすると良いなと思います。

現状は常時スマートモード、2往復〜2往復半に1回の充電で運用しています。充電器をかばんに入れて、会社でも充電する場合あり。

積極的にモードを切り替えて電力消費を抑えるように乗ってみたり、平坦な道ではアシストが切れる時速24kmを超えるように走ってみたり、色々試しては見たけれど、モードを切り替えてもバッテリー消費が大きく改善する気配はないです。

バッテリー消費を抑えるコツは、一定の速度で漕ぎ続ける&発進はゆっくりと。意識して乗れば、3日に1回の充電で済むかもしれないですが、考えながら乗るのもストレスなので、意識するのはやめました。

往復16kmだとしても、通勤経路に坂道がなければ、通勤する平日5日間は現状のバッテリーで問題ないと思います。個人的にはバッテリーの容量が倍になると嬉しいです。充電するには鍵をあける必要があるので、回数が増えると「ちょっとめんどくさい」と思いるのが現状ですが、楽するためには手間も仕方ないですね。

純正サドルはおしりが痛い!

おしりとサドルの相性もあると思うんですが、純正のサドルは固い&細いため、通勤経路の後半頃にはお尻が痛くなります。そんなに距離を乗らない妻でも同じ意見でした。今まで乗っていた自転車では思わなかったところです。

来年はサドルを交換をしたいところです。

アシストは選べる4タイプ

アシストを使うには、まず電源ボタンを長押しで起動します。起動した段階ではアシストはオフのままで、サイクルコンピュータの表示も最初に戻っています。切り替えスイッチを押すことでアシストのモードを選択することができます。液晶ディスプレイがついており、速度や航続距離など色々な情報を見ることができます。

エコモード(青)

アシストは最小限で、バッテリーの消費が一番少ないモード。ペダルが軽くなったなーくらいの感覚。エコモードを使って普通の自転車と同じって感じです。勾配がなく長距離を止まることなく走るならエコモードがいいと思います。通勤中は停止することも多いので、発進の快適さを求めると、ほとんど使わなくなりました。

エコモードは青

スマートモード(紫)

ペダルの踏む力を感知して、最適なアシストをしてくれるモード。アシストが欲しい時にしっかり答えてくれる感じがあります。発進時なビュン!坂道もスイスイ進めます。

スマートモードは紫

パワーモード(赤)

スマートモードとの違いがわからない。どうせならスマートモードより強力にアシストが効いてくれるといいなと思います。通常の乗り方ならここまでは必要ないかなと思う。バッテリーはとにかく減ります。

パワーモードは赤

アシストモード無し(黒)

電源を切っても乗ることはできます。が、普通の自転車に比べても、ペダルを漕いだ時に抵抗がある感じがします。普通の自転車だと感じない、スムーズさがない。ギア以上の重さというか。後輪にアシストのモーターがあるのが要因でしょうか。

アシストがない or バッテリーが無くなったら車体も重いので、普通の自転車以下な感じがあります。

BESV JF1はすごくオススメ

購入から半年経ちましたが、今だに乗っていて楽しいです!

坂道が苦じゃなくなったので、自転車を使う機会が増えたかもしれません。走る道路に坂道が多い人にはとてもオススメできます。価格も高いですし、北海道だと冬には乗れませんが、買ってよかったです。

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執筆者:


  1. 堀江 より:

    2020/2 Besv JF1購入しました。この投稿がとても参考になりました。
    ありがとうございます。

    100kmライドにはやはりバッテリー2本持ちが必要ですね。

    • suzuboss より:

      今更の返信ですみません。コメントありがとうございます!せっかくの電動であれば、スマートモードで乗りたいですから、どうしてもバッテリーの消費が多くなってしまいますね。アップダウンがなければ2本でも100kmいけると思います!とにかく参考になった様で何よりです。

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